自分との対話能力。
それは、調子が完璧ではない時ほど試される。
―― ミラノ・コルティナ2026
スピードスケート1000m
スピードスケートの**高木美帆**選手が、
見事に自身8個目のメダルを獲得した。
試合前のインタビューで、彼女はこう語っている。
「今までも、完璧に仕上がったと感じたことはほとんどない」
「徐々に上げていく感覚」
また、表彰台に立ち、銅メダルを手にした瞬間については、
「ゴールした直後よりも、
この色が“今の私の実力”だと感じた時に悔しさが湧いてきた」
「この悔しさを、もう1ステップ上がるための糧にしたい」
——映像から、その言葉をそのまま受け取った。
⸻
福岡的仮説
彼女は、
事実を受け止め、現実を乗り越えていく力を
すでに身体感覚として持っている。
調子が万全でなくても、
どんな状態でもスタートラインに立てる。
その強さは、
感性と経験、そして自分との対話を積み重ねてきた結果だ。
悔しさを誤魔化さない。
押し殺さない。
しっかりと味わい尽くし、次に備える。
1500mという最後のレースに向けて、
「もっと上げられる」という感覚を信じているのは、
目の前の結果ではなく、
大会前から調子が上向いている
“自分の内側の感覚”だ。
⸻
シンプルに、速く走りたい。
そのために、
その時できる最高の滑りをする。
あとは、
メダルの色が何色になるかだけ。
次のレースも、
ただ応援するのみだ。
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福岡正一が大切にしている、5つの視点
― 競技・指導・人生に共通する在り方 ―
結果や正解を求める前に、
人がどこに立ち、どう在るか。
そのことを、5つの視点から綴っています。
① まだ見ぬ景色を共に探す
結果や正解ではなく、「共に在る姿勢」について書いています。
② 大舞台でこそ大胆に!!
緊張や恐れを消すのではなく、引き受けた上で立つ在り方について。
③ 選手の存在にフォーカスする
評価や結果の前に、存在そのものを見るという視点。
④ 指導者の実存的変容
指導法や正解ではなく、指導者自身の在り方が静かに変わっていく瞬間について。
⑤ 大一番でチャレンジできるかどうかは
幼少期の過ごし方で決まる
幼少期の体験が、大人になってからの挑戦にどうつながるか。
これらは、順番に読む必要はありません。
今、気になるものから辿ってみてください。

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