人生はストーリー

〜線と点の捉え方〜

 
僕がカッとなり、反応してしまうシチュエーションのひとつに、僕の言動や行動を「点」で捉えられて否定されることがあります。

子供の頃から、それが極端に嫌でした。

考えに考えてチャレンジしていることに対して、

「変わったことをするな」
「前例がない」
「それは違う」
「人と違う」
「やり方が違う」

などと言われたりすると、自分を否定されたように受け取っていたんですね。

そして僕は、そんな受け取り方をする自分がいけないのだと、反省ばかりを繰り返していました。

昨年から半年以上学び続けたメンタルモデルでは、僕が人生をストーリーとして「線」で捉えられることが、自分の強みであることに気づかされました。

それを知った時、すごく肩の力が抜け、希望に満ち溢れた感覚になりました。

僕は、すべてはただの現象であることにも気づいています。

これも僕の強みです。

飛び上がるほどの喜びも、簡単には癒えることのない悲しみや悔しさも、俯瞰してみれば、人生というストーリーの中で起きているひとつの現象です。

僕自身は失敗だと思っていなくても、周囲から見れば失敗に見えることがあります。

そんな時は悔しかったり、恥ずかしかったり。
そういう感情は僕にも人並みにあります。

それでも、

「これは学びだ」
「これも学びだ」

と、比較的早く変換することができます。

目の前で起きたひとつの出来事を、そこで終わる点ではなく、その先へ続いていく線の中で捉える。

それが僕の強みなんだと、これまでの学びや出会いを通して気づくことができました。

振り返ってみれば、会社員時代もスポーツの世界でも、周囲にいる人たちの思いをストーリーとして捉え、それぞれの役割をつくることが得意だったように思います。

組織を辞めた後、当時関わった人たちからフィードバックをもらう中でも、そのことに気づかされました。

僕は、人や出来事を線で捉える。

その人の今だけを見るのではなく、どこから来て、今ここにいて、これからどこへ向かおうとしているのかを見る。

つまり、僕は人が好きなんだと思います。

そして今振り返ると、この強みは、そのまま僕のコーチングマインドにもつながっています。

何万回失敗してもまた立ち上がればいい。

今出ている結果だけで、その人の可能性を決めない。

目の前に見えている行動や言動だけで、その人を評価しない。

遠回りでも近道でも、結果が出ても出なくても、その人が確実に歩んできた道でありストーリー。

僕が見ているのは、目の前にあるひとつの点だけではありません。

その人がこれまで歩いてきたストーリーと、これから描いていくストーリーです。

人生はストーリー。

何を為そうとして、何を為したか。

人生はストーリー。

何を為そうとして、何を為したか。

今、忘れている自分のストーリー。

どこかで途切れ、無かったことにしていたストーリー。

自分の中には確かにあるけれど、表現することを躊躇しているストーリー。

そんな一つひとつに触れながら、その人が自分らしい続きを描いていく。

僕は、そのストーリーを共に描く伴走者でありたいと思っています。


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