モデリングと自分らしさ

 
何かを始めたい。
何か上手くなりたい。

そのきっかけとして、影響を受けた人の真似から入るのは得策だと思います。

イチロー選手が活躍を始めた頃は振り子打法が流行り、意外と真似をしている人が目立ちました。

誰かに憧れたり、いいなと思ったものを取り入れてみる。

そして、それらを習得した時には、一つの喜びとなるでしょう。

一方で、上手くいかなかった時に感じる違和感。

上手くいっていたけれど、途中から感じ始める違和感。

さらには、モデリングによって一定期間活躍した後に感じる違和感。

そんな経験をお持ちの方は、意外と多いのではないでしょうか。

それが真似であっても、

真似に見えて周囲から揶揄されたとしても、

その過程には大きな学びがあります。

その間の研究や鍛錬、試行錯誤の時間によって、あなたは確実に成長を遂げています。

ただ、スポーツ選手は真面目で繊細です。

ある時期から結果が伴わなくなり、周囲からの声が気になり、モデリング自体を否定してしまう。

そこから、負のサイクルが始まります。

やっぱり、あの人にはなれない。

周囲が言う通り、自分はあの人のコピーではないか。


でも、考えてみてください。

僕らは皆、顔も違えば体型も違います。

すなわち、まったく同じではありません。

モデリングは、あくまできっかけです。

それまで築き上げてきたものは、あなたのオリジナル以外の何者でもありません。

ある人の形を真似して取り組んできた中で、上手くいかないと感じ始めた時。

それは、基礎が出来上がったというサインです。

そこから次のフェーズへ進みなさいというサインです。

そう捉えてみてはいかがでしょうか。

それまで築き上げてきた基礎という強みのもと、自分流のアプローチを増やしていく。

そのモデリングを通して、

何を為そうとして、何を為したのか。

日々、丁寧に書き留めているでしょうか。

その取り組みを始めた時の自分が、今の自分を見たら、どう感じるでしょうか。

そして今の自分が、始めた頃の自分を見たら、どう感じるでしょうか。


大切なことは、

自分の内側で確かに起きている変容という事実で、

結果という現実ではありません。

モデリングを否定するのではなく、そのプロセスに身を委ねた時間を大切にする。

その先に感じる違和感は、自分自身へ還っていく気づきでありタイミングなのかもしれません。

僕が日々唱えている言葉があります。

事実を受け止めて、現実を乗り越える。



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