— 勝負を分ける一瞬 —
個人、チーム限らず、ゲームプランというものは必要な場合が多い。
あの選手をマークしろと言われれば、展開不問でひたすらその選手をマークする。
初球攻撃、待ての指示、右打ち。従順にこなす。
フェアウェイを狙い、刻んでホールを狙う。
先人が残したものから、我々はデータという恩恵を受けている。ある程度はそれで進み、そこそこの結果も収める。
ただ、そういった場合は、パターンが読まれた時に虚をつかれるという脆さも持ち合わせている。
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相手のコンディションの変化、環境の変化等によって、相手の隙が多くなることだってある。
このバッターにはこの球種やコースは投げられないと打ち合わせていても、すこぶるキレが良かったら、その打席だけは抑えられるという直感が湧き起こる。
誰かにボールを集めるようなプランでも、ゴールコースがガラ空きなこともある。
そこで、直感に反応できる選手やチームが、そこそこから抜きん出る。
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なぜ直感に反応できないのか。
失敗したら、
応援している人に申し訳ない。
チームに迷惑をかけてはいけない。
また、同じことを言われる。
これまでの努力が水の泡になる。
出せばキリがないのだが、
適合の世界から、
勝負をしているのに、結果的に自己から逃げる形になっている回避行動であることは明白だ。
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我々は大人になったつもりでいるが、実は子供の頃から同じメンタルのサイクルを繰り返している。大人になると意味づけをして、無意識に誤魔化しているだけだ。そして本当は誰もがそれに気づいている。
子供の頃に結果を求められ過ぎていると、言わない、やらないという選択をしてしまうのは当然のことだ。
ちなみに僕が子供の頃、暴走気味な走塁でアウトになると、指導者に声を揃えて「何しよっとか!暴走たい!」と言われたことがある。
それを父親は、
「好走塁と暴走は紙一重たい。成功と失敗を繰り返すと、だんだん感覚が分かってくる。」
と言ってくれたことは、大人になった今でも忘れない。
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ヘッドコーチと選手の距離が近い競技もあれば、遠くて声が届かない競技もある。ステージが上がれば、観衆の声で声も通らない。遠近にかかわらず、やるのは選手だ。
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直感との向き合い方。
好走塁と暴走は紙一重、という言葉がある。その直感が誰からも暴走に見えてしまった時、どう振る舞うか、どう接するか、双方向の在り方が重要になる。
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ハッと驚くような発想が勝負を分ける。
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